子供に伝えたいお金のはなし

お金

老後の心配はするな

日本は人口が減るのでよっぽどのことがないと経済が成長することはないと断言できます。今の若者や子供たちは将来に大きな不安を抱えている。日本は世界と比べても人口が減っていく国のトップを独走しています。

日本が世界に高齢化社会の成功事例をみせられるようになるとよいですが、これはかなり難しいでしょう。特に年金だけでは生活できないので老後は自分たちで2000万円準備しなさいという2000万円問題が話題となりました。国民みんな、わかっていた事ですが、あらためて再認識させられたかたちとなりました。

だが、私は子供たちに言いたい。
「老後の心配はするな」と。
若いときから老後のことばかりを考えて生きてなにが楽しいだろうか。

老後の人生はいったん忘れよう。

老後を忘れるために収入の10%を投資しよう

手取りで20万もらえるようなら毎月2万を投資しよう。
25歳から65歳まで40年間で利回り(年率)5%で積み立てられたら3052万となるので、これで2000万問題は余裕で解決できる。2万という金額ではなく収入の10%というのが大事です。

手取り15万でも10%だと1万5000円となるので40年間積み立てると2289万となります。これでも問題はクリアできるのです。若いというのはそれだけですばらしい、なにせ長期運用の複利の力を最大限に発揮できるのだから。

貯金ではどうしてダメかというと。貯金していてもお金は増えないし物価があがるとお金の価値が下がるだけなので目減りしていくのと同じということです。銀行への貯金は生活防衛資金として緊急用に収入の半年分から1年分ほどあればいいでしょう。

投資はリスクを小さくするために40年の長期にわたって積み立てることに意味があります。さらに日本に投資するより全世界に分散投資するほうがリスクが下がるので全世界インデックス投資がいいでしょう。

積立投資を開始したら、投資していることすら忘れよう。

あとは好きなことをやれ

自分の好きなことをして夢中になれ。

いろんなことをやってみて自分が没頭できるものを探すのがいい。
最終的には好きなことより得意なことを追求したほうがいい。
人には適正というのもあるのです。

失敗してもいい。
その経験は自分の資産となる。
とにかく興味をもってチャレンジすること。

常に好奇心をもって行動し夢中になれるものを見つけたら、それにとことんコミットしよう。それで誰かの役に立てるようになれば幸せな人生がおくれるでしょう。

老後の不安がなくなった人生がどれほど素晴らしいか、あなたはきっと知るだろう。

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